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2003.1.12 サービス残業是正で画期的な成果、全国で81億を支払わせる!NECでも4500万円払わせた!

 2002年を振り返ってみますと、深刻な不況、戦後最悪といわれる雇用情勢のもと、不当なリストラ・解雇、出向・転籍、労働組合つぶしをはねかえし、多くの労組・労働者が勝利しました。企業の犯罪、サービス残業(ただ働き)の是正では、大企業職場などで労働者が告発にたちあがり、割増賃金を支払わせる画期的な年となりました。

 サービス残業の是正では、厚生労働省の監督指導で2001年4月から2002年9月までに、613社、約71,000人にたいし81億3800万円を支払った調査結果を発表しました。10月以降も大規模な是正が続き、大きな流れになっています。

 NECでも本社・田町地区に限定してですが、100名を越すひとに総額4500万円が支払われました。(しんぶん赤旗報道




2002.9.14 労働組合執行委員選挙での電子投票結果とその問題点」を発表

 NEC労働組合では、組合員不在のまま、なし崩し的に労組の各種選挙が電子投票で進められてきています。これまでの電子投票結果を振り返り、その問題点を明確にしました。

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2002.8.30 「NECの裁量労働制の拡大は職場に何をもたらすか?」を発表

 NEC労働者懇談会は8月30日、NEC労使で検討が進められ、この10月から導入されようとしている裁量労働制をVワーク適用者へ拡大することに対して、NECが裁量労働制へ急ぐ理由とその狙いについて、職場の中で討議する材料とするため、「NECの裁量労働制の拡大は職場に何をもたらすか?」を発表しました。
 みなさん、この論文を読んで、十分な職場での討議を進め、最良の道を選択しましょう。

 
※9.14一部追加/修正した改訂版を掲載します。

 
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2002.5.25
労組役員選挙についてのNEC労働者懇談会の提言発表

 NEC労働者懇談会は5月、「立候補の自由、投票の秘密が守られる 公正・公平で民主的な開かれた選挙を」と題して、労組役員選挙における提言を発表しました。これまでの2002生活改善闘争のスト権投票、ソリューションズ支部の規約「改正」投票など電子投票が、組合員に図られることなく進められており、今度の支部執行委員選挙に導入する動きがあります。こういう動きに対し、「個人の秘密を守る」ことが公正・公平な選挙を保障する、という観点で提言がまとめられています。

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2002.4.20 電機労働者懇談会 山形へリストラ調査

 3月22日電機労働者懇談会はリストラが進められているNEC山形とNECカスタムテクニカを対象にリストラ調査と労働者激励の宣伝行動を実施しました。

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2002.3.15 緊急費用削減施策・特別転進支援施策全社展開についてのNEC労働者懇談会の見解発表

 3月10日NEC労働者懇談会は、NECが1月31日にNEC労働組合に対し提案した「緊急費用削減・特別転進支援施策の全社展開」に対しての見解を発表しました。
 ここにその全文を掲載します。

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2002.1.5 NEC田町地区に労基署の立ち入り調査はいる

 12月初旬からサービス残業に関してNECの田町地区にある各ビルに労働基準監督署が立ち入り調査に入りました。これは、4月の局長通達、7月の厚生労働大臣の記者会見での答弁での「サービス残業根絶の徹底を図る」との強い意思を受けての対応で、労働基準監督署の積極姿勢の現れです。
 職場からも「サービス残業ノー」の声を労働組合に上げ、それを労働組合がしっかりと受け止め会社へ要求することが、会社にきっぱりとサービス残業をやめさせる近道ではないでしょうか。

2001.6.16「成果主義で生活不安高まる」朝日新聞.6.5

  6月5日付、朝日新聞は生命保険文化センターの調査結果として、「成果主義の賃金制度が浸透すると将来の資産設計が難しくなり、生活ローンなどへの不安が高まる」と報道しています。
 詳細はここ(pdfファイル8KB)をクリック

2001.4.5 「成果主義賃金 富士通の挫折」 成果主義賃金制度に警笛!

 富士通の成果主義人事制度の見直しに対して、さらに深くつっこんだ報道がされています。NECの新人事処遇制度に対してNEC労働者懇談会が問題点として指摘してきたことが、富士通では弊害として実証されていることが明らかになっています。
 詳細はここ(pdfファイル15KB)をクリック

2001.3.28 富士通、成果主義人事制度の見直し、変更へ

 3月19日 朝日新聞、3月20日 しんぶん赤旗の報道によりますと、富士通は、8年間続いた成果主義人事を見直す方針を明らかにした模様です。その背景には失敗を恐れるあまりチャレンジ精神が薄くなり、弊害が目立ってきたためだとしています。
 詳細は
ここ(pdfファイル10KB)をクリック

2001.3.5 電機労働者懇談会「2001リストラ・春闘アンケート」集計(NEC分)結果発表

 NEC労働者懇談会は、電機労働者懇談会が実施した「2001リストラ・春闘アンケート」のNEC分集計結果を発表しました。
 集計では、春闘要求で2万円以上が65%を占め、労働組合の要求とのギャップの大きさを感じさせました。生活実感でもかなり苦しい、やや苦しいを合わせると50%に上り、ここでも「賃金春闘」を終わらせようという労働組合の姿勢が問われています。電機のリストラについて反対(45%)が賛成(14%)を大きく引き離しており、”リストラ反対”の強い意志が感じられました。サービス残業も27%が”ある”と回答しており、Vワーク制度を利用した巧妙なサービス残業の実体が表れています。NECの新人事処遇制度に対しては反対(43%)が賛成(19%)を大きく引き離しており、その理由として、ただしく成果が評価されるとは思えないが主流です。どちらとも言えない(38%)と回答した人は「まだ始まったばかりで善し悪しの判断できない」という理由が大半ですが評価に関しては疑問視しています。

 以下、詳細は2001春闘アンケート結果(pdfファイル20KB)を参照してください。

2001.2.1 NEC労働者懇談会が『NECの「雇用延長」の問題点と改善案』を発表

 NEC労働者懇談会はNEC労使間で検討中の「雇用延長」について、その内容解明を行い、このほど「雇用延長」の問題点と改善案を「雇用延長の名が泣く」と題してまとめ発表しました。
 詳細はここをクリック(pdfファイル22KB)して開いて下さい

2000.12.2 日立争議勝利報告集会高らかに開催

 9月の勝利解決(73人)に続き11月には関連会社の8人が勝利解決し、8争議団81名の勝利報告集会が二日高らかに開催されました。たった一度の残業拒否で解雇され33年間闘い世界中に支援の輪を広げた田中さんをはじめ、81名が壇上に勢揃いしたとき、なぜか胸に熱いものがこみ上げてきました。この集会に、争議を支援してきた仲間1000人が駆け付け、お祝いしました。

2000.11.12 2001年の企業社会 良い会社とは何か(1992年日経産業新聞)

 今をときめく経済企画庁長官 堺屋太一氏が1992年、新聞のインタビューに答えて21世紀にあるべき企業社会像を縦横に語っています。まさに今起こっている食品会社の品質管理のずさんさ、自動車会社のリコール隠しに見られる品質低下を予測したものです。長官として是非この論点でリーダシップを発揮していただきたいと強く感じた次第です。詳細はここをクリック(pdfファイル27KB)

2000.11.11 高給はストレスの代償!(9/1付日経産業新聞「電脳ウオッチ」より)

 成果・業績主義である新人事処遇制度がNECで導入されましたが、社員間、管理職間の競争の激化、頻繁な評価などにより、ストレスが激増し、健康破壊や過労死の増加が心配されます。そこで、「成果主義」先進国、アメリカのシリコンバレーにおけるワーカーのストレスの実態をルポした記事を紹介します。ぜひご一読を

 高給はストレスの代償(pdfファイル7KB)

2000.9.12 日立争議 勝利和解!

 日立の73人 勝利の笑顔
   
賃金・男女差別など解決金6億3000万円
 

 大企業日立についに勝った!
組合活動家をねらい打ちにした不当な解雇や差別を受けながら、不屈にたたかい続けてきた労働者たちの顔に、誇らしげな笑顔が広がりました。日立製作所における解雇、賃金・昇格差別、男女差別事件など数々の労働争議の全面解決にむけた和解交渉が合意にたっし、12日、中央労働委員会の立ち会いのもと、「和解協定書」が締結されました。
 和解した争議の中にはたった一度の残業拒否で懲戒解雇され33年間たたかい続けた田中秀幸さんをはじめ、係争中の9争議団と利害関係人の73人が含まれています。田中さんは「よくここまでこれたなあ、と感慨無量です。持続は力です。どんな困難や壁があっても正義や善良をもってたたかえば道が必ず開かれることを33年間のたたかいが教えてくれました」と満面笑みを浮かべました。(ここまで、9/13付 しんぶん赤旗より転載)
 日立の仲間のみなさん、おめでとうございます。そしてありがとうございました。
30年間にわたる田中さんをはじめとする日立争議団のたたかいは私たち電機産業で働く仲間のおおきな励ましになってきました。今度の勝利はいっそう大きな確信になりました。

 大企業のルールを無視した横暴に敢然と立ち向かい、最高裁までも会社側に肩入れする判決を出す中、毅然と闘い続け国際世論にも働きかける大きな運動を展開しました。そして最後にはとうとう会社に謝罪させたみなさんのたたかいは、世界の労働運動史上に名を残すものと思います。


  詳細は
日立共同要求提出争議団ホームページへ

2000.9.05 業績評価、結局は上司との相性!(7/7付け日本経済新聞「電脳ウォッチ」より

 10月にNECでも導入されようとしている「新人事処遇制度」。その命ともいえる業績評価が本当に公平・公正におこなうことが可能なのか、関心の高いところですが、アメリカ・シリコンバレーの業績・評価の実態で衝撃的なニュースが日経新聞に掲載されましたのでご紹介します。

シリコンバレーの業績評価(pdfファイル11KB)

2000.5.14 NHKスペシャル 「1万人の配置転換・インターネットが巨大企業を変える」NEC密着ルポ放送(4/22)! NECの光と陰に迫る!

 NHKは4月22日「1万人の配置転換・インターネットが巨大企業を変える」NEC密着取材と題して、スペシャル番組を放送しました。そこで、この番組の概要と、放送後に寄せられたNECの職場内からの感想やしんぶん赤旗へ投稿された記事を掲載します。詳細はここクリック

2000.3.11付  読売新聞 「フレックスタイム制”悪用”残業手当実質カット 労基法違反容疑 労働省が調査へ」

 読売新聞は3/11付け記事で、労働省が日立、東芝など大手電機メーカー数社に対して、来月から労働基準法違反の疑いで立ち入り調査を実施する方針を固めたと報道しました。詳細はここクリック

2000.3.2 NEC無線電子の整理統合に対する門前宣伝行動を行う!

 NEC無線電子は業績悪化を理由に4月1日をもって、無線関連の事業はNEC福島と合併し、同時に防衛庁関連の事業はNECネットワーク・センサの府中事業所へ移管し、神奈川県大和市の大和工場を閉鎖すると発表しました。
 「日本電気無線電子の人減らしリストラに反対する有志の会」は、この整理統合に対する宣伝行動を3月2日(木)朝に大和工場門前で行いました。NEC労働者懇談会からもNECグループで働く仲間として参加しました。

 この日、従業員の90%以上の人たちがビラを受け取りました。会社があわてて準備したくずかごに捨てる人はほとんどなく、会社解散と別会社への強制的な転籍攻撃に対する怒りの大きさを感じました。

門前配布ビラ(PDFファイル52KB)

3/2大和工場門前ビラ配布風景
 

2000.2.13 マスコミが注目、NECの成果主義徹底!

NECの新人事処遇制度へマスコミが注目しています。3紙と1誌の記事をわかりやすくまとめて紹介します。→ザ・リストラへ

2000.2.13 2000春闘アンケート延長決定

2000春闘アンケートは、1月31日までとなっていましたが、企業のリストラ攻撃を跳ね返し、勝利するため、さらに多くの声を結集しようと延長する事に決定しました。多くの皆さんの回答をお願いします。ELICNECホームページでも2000春闘アンケートコーナーを開設しています。

玉川(11.9)、府中(11.10)、三田(11.15)で労組各支部に15000人削減リストラを中心とした会社施策への対応について申し入れ

玉川府中三田の労働組合員有志がNEC労組各支部へ申し入れを行いました。労組支部ではそれぞれ、三役クラスの方が対応され、申し入れ書の説明と若干の意見交換を行いました。詳細は地域コーナーをご覧ください。

 
1999.9.28 NECは「インタネット時代に対応した経営改革について」発表

NECは2月19日に発表した経営革新施策を一層加速し、事業を確実な成長軌道に乗せるため、インターネット時代の価値創造事業への転換を志向した抜本的な構造改革を実行するとして4本の経営改革を発表した。

 この経営改革については、現在NEC労働者懇談会で内容分析を行っています。