2008春闘アンケートをもとに
NEC労働組合へ申し入れ(2/21)

 2008年3月4日

 2月21日(木)就業時間後に、組合会議室においてNEC労組田町支部に対して、「NEC&関連労働者ネットワーク 08春闘アンケート」結果に基づく申し入れを行いました。

出席は、労組側は委員長、副委員長、申し入れ側はNEC&関連労働者ネットワーク会員3名で、約1時間行いました。

参加した会員からは申し入れ書と、アンケート集計結果グラフに基づき、今春闘への期待と職場の声をそれぞれに報告しました。

労組側からは「単年度のアンケート結果だけでなく経年(少なくとも昨年)変化。特に成果主義の評価を見たい」(労組委員長)との意見がありました。また、労組側からNEC&関連労働者ネットワークの活動に対する要望も出されました。今後とも労組との意見交流を頻繁に行い、「組合員の利益を守る」労働運動を進めていく重要性を痛感しました。

 

日本電気労働組合本社支部 申し入れ(要旨)

1)例年にない切実な賃上げ要求(3万円以上の賃上げ要求が8割)

私たちが2008春闘に向けて行ったアンケートでは、昨年以上に生活苦を訴える方々が増えて、3万円以上の賃上げ要求が8割に達しています。この傾向は全ての年齢層に渡っています。

2)56歳以降の特別扱い撤廃、雇用の延長制度充実

 ・ 電機の殆どの会社が採用しているように雇用延長選択時期を59歳に

 ・ 60歳以降の勤務は短時間勤務など弾力的な勤務形態で雇用延長制度を取りやすく

3)進まぬ長時間労働是正の課題を今年こそはその根本原因まで踏み込んで是正を

 ・ 厚労省の指針に沿って勤務時間の正確な把握・管理職が率先して定時間日の励行や年休取得する

 ・ 長時間労働の要因になっている成果主義賃金の見直し(私たちのアンケート調査では賛成が13%しかいませんでした)

4)後退した福利厚生の復活を 5)子育てしながら働ける労働条件を

6)誰もが納得できる2008春闘を

スト回避基準を事前に明確に示し、回答がスト回避基準に満たない時は速やかにストに突入する断固たる姿勢で闘争に臨んで頂きたい。

また、重要な方針決定時は職場集会や組合員全員投票なども使い、組合員の声を反映して下さい。

以上。

           

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